「バーテンダースクールFIZZ」バーテンダーとバー開業&バー経営講座
絶対にダメ!自己流シェークの練習。
シェークは、バーテンダーの華。
あこがれて、シェーカーを購入される方も多いはず。
でも、見よう見まねで、振ってみても、上手にできない。
もちろん、美味しいカクテルなど、作れない。
味が違う・・・どこか、おかしい
・・・多くの初心者の方が、経験する事です。カクテルをメインに扱っていない飲食店でも、経験される事です。
こうした方達の典型的な行動パターンは、次のようになります。
とりあえず、カクテルレシピの本を買う。
カクテルレシピの通りに、材料を購入する。
シェーカーの振り方も、本に書いてある通りに練習する。
さて、カクテルを作ってみる。
美味しくない・・・まずい。。。なぜ???
こういった流れの後、さらに、複数の本を購入。
あるいは、ネットで検索してみる。
ユーチューブなど、シェークの動画も見てみる。
でも、うまく、できない。なぜ???
実は、当たり前の事なのです。
どこにも、プロ仕様の、シェークの方法は、掲載されていません。
プラス、掲載する方法が難しいとも言えます。
どのように教えるか?これも、難しいはず。
シェークを、独学で、マスターして、何となく振っているバーテンダーも多いからです。
要するに、理論を理解していないと、教えることができないのです。そして、この理論を含めて、シェークの方法をマスターしなければいけません。
我流で、シェークを練習してしまうと、変なクセがつきます。これを修正するのは、かなり困難です。ですから、まずは、理論を学びましょう。
ここで、「そうかな~?自己流でも美味しいよ!」思われる方もあるでしょう。
さて、自己流シェークで、美味しいカクテルができるのか?
結論から言えば、できる場合もあります。なぜなら、誰が、どんなひどい作り方をしても、それなりに美味しくできるカクテルもあるからです。
ですから、カクテルによっては、全く、飲めないカクテルにもなります。そして、その理由は、原材料が悪いとか、カクテルレシピが悪い!という結論に・・・要するに、基礎さえ知らずに、カクテル作りを諦める事になります。
見よう見まねで作るのが、当たり前のようになっているのが、カクテルです。
もちろん、楽しむためのカクテルですので、それで、十分いいのでは?そう、私は、思っています。
ただ、美味しいカクテルを飲んでみたい方、プロとして、カクテルを学びたい方、バーを開業されたい方は、決して、自己流で、シェークを練習しない様に!
では、また・・・・・