「バーテンダースクールFIZZ」教材に関する、ブログ記事から抜粋
バーテンダースクールFIZZの教材「バー開業バイブル」とは?
バー開業バイブル・上級編「第47章・第2節」のブログ記事をどうぞ。
第47章 プロへの道・第3弾、カクテルレシピの意味・総集編
第2節 「カクテル・レシピ」ファイルの説明編
前回もお話しましたが、この章は、最もお伝えしたい部分です。この章を理解して頂くために、これまでのDVD9枚=全ての章があったといっても過言ではありません。
そして、この節では、実際のカクテルレシピを見ながら、解説していきます。
ここで、しっかりと理解して頂ければ、これから、カクテルレシピの暗記などで、悩まれること自体が、ナンセンスとなります。
これまでも、何度も、さまざまなところで申し上げてきましたが、カクテルレシピが、あまりにも、重要であるかのごとく、独り歩きをしているのが、おかしい事でして・・・
カクテル名と、カクテルレシピの暗記が、全く必要ない!とまでは、言いませんし、それでは、カクテル自体の存在意義がなくなってしまいます。
それを踏まえた上で、カクテル名や、カクテルレシピの暗記をしているだけでは、全く意味がない!ということを、お伝えしたいのです。
私自身、若かりし頃に、少ないですが、500ぐらいは、完璧に、レシピを暗記した事があります。ですから、無駄とは、思いませんし、少しは、必要だと思っています。
しかし、無駄にはなりませんが、それだけでは、全く上達しません。
こうした部分を、きちんと教える事が、後世の日本のバーのために重要だと、私は思っています。
少し話が、脱線していきますが、日本は、感性の部分で、かなり諸外国と違うと私は思っています。そして、日本には、日本独自の文化があり、日本独自のカクテルの世界があっていいと、思うのです。
誤解のないように申し上げますが、日本以外の諸外国を否定するものではありません。それぞれの国で、素敵な文化があり、素晴らしい要素が、たくさんあるはずです。
ただ、その国の個性を生かした発展を遂げていくのが、本来あるべき姿だと思うのです。ですから、世界標準のカクテル、日本独自のカクテル基準、それぞれあっていいと思うのです。
単なる日本でできたカクテルレシピという意味ではありません。日本人にあうカクテルと、その作り方を、レシピの意味を理解して、業界全体で、発展させていければいいな~と、思っているのです。
そこに、ほんの少し、役立つ事ができれば!そんな思いを込めて、解説にも、力が入っている章です。