「バーテンダースクールFIZZ」バーテンダーとバー開業&バー経営講座
カクテルの王様、マティーニのこだわり方
誰もが、一度は、聞いたことのあるカクテルでしょう。
カクテルの王様「マティーニ!」
実に、多くの逸話と、多くのこだわりの作り方があるカクテルです。こう作る べき!と、熱く語るバーテンダーも多い事でしょう。
さまざまな作り方がありますが、そのベースは、数種類しかありません。もちろん、さまざまな作り方がある!と、話しただけで、怒る方もあるかもしれません。
まあ、そのへんは、寛容なるお心で、お許し下さい。おおらかに、まいりましょうね・・・・(苦笑)
さて、私は、あまり、こだわりのない人ですので、このカクテルの作り方も 、セミナーや教材などで、さまざまな作り方を解説しています。
ただ、本来考えるべきは、召し上がる方の好みだと、私は思います。お客様に提供するのであれば、召し上がる方の好みを優先するのが当たり前で しょう。
ただ、ここで問題なのが、作る方(バーテンダー)のこだわりです。
あまりこだわりのないお客様に、こだわりのカクテルを提供しよう!というようなパターンになるカクテルなのです。
「その、こだわりが、果たして、本当の意味で、こだわっている事になるのか ?」
「きちんと、基礎を理解しているのか?」
ここで、毎度、お馴染みの言葉が、登場します。
カクテル・レシピの意味を理解しろ!という事です。
「このマティーニというカクテルの意味は?」
このカクテルで、どこを、どういう風に、こだわって、作り、その意味を理解しているのかどうか?自分の考える「マティーニ」を創り出していく意味づけを理解できているかどうかです。
お酒やカクテルの習得度と経験で、あなた自身が、意味を考え、コンセプトを創り、作成すればいいのです。
個性を強調するのは、当たり前ですよね。私的には・・・!!
ですから、さまざまな「マティーニ」受け入れることのできる私です。数年前に、一時、さまざまな「変形マティーニ」が、流行りましたね~。ご存知の方は、年齢が、分かりそうですが・・・
こうして、カクテルの王様を、いろいろ創造する事を良しとするだけで、いろいろ反論もきそうなので、あまり語りたくない「カクテルの王様」です。